ロゴ

痛みがあるときに運動をする効果 

整体とセルフケアの違い

健康のために運動を始めたい、せっかく始めた運動を継続していきたいけれど、身体に痛みがある…、そんなことがあるかと思います。
痛みがあるとき運動をすると、悪化するのでは?と感じる方も多いかと思います。
痛みの種類によりますが、実は運動によって痛みが軽減することもあります!

今回は、痛みがあるときに運動をする効果についてお伝えしていきます。

痛みの種類

腰痛とは
痛みには大きく分けて「急性痛」と「慢性痛」の2つがあります。

簡単に言うと、ケガをしたときなどに感じる痛みが急性痛で、肩こりや腰痛などの長引いている痛みが慢性痛です。
急性痛と慢性痛は、発生する原因や期間も異なります。

急性痛のほとんどは一過性の痛みで、時間が経過すれば治まります(痛みがひどくなる、長引いてしまい痛みが慢性化してしまうといったリスクがあるので注意が必要)。

一方慢性痛は、原因が分かりにくい痛みのことで、通常の治癒期間を超えて続く痛みのことです。
簡単に言うと、「痛みの原因となるようなケガや病気はとっくに治っているのに、痛みだけが消えずに続いている」状態のことです。

痛みがあるときに運動をする効果

セルフケアの特徴
急性痛があるときは、まずは安静にして回復するのが大切です。
急性痛は痛みの原因がはっきりしているため、けがや病気が治れば、痛みも治まります。
けがの患部を固定して安静にしたり、抗炎症薬を使用したりして治療しましょう。

慢性痛がある方は運動を諦めてしまいがちですが、運動により痛みが軽減することもあります。
「痛みを改善したい」、「衰えた筋肉やその他の機能を回復させたい」、「痛みを予防して再発を防ぎたい」など、それぞれの目的にあわせてさまざまな運動を取り入れることにより、身体の機能が回復、強化されることがあります。痛みの軽減だけでなく、健康のためにもぜひ取り入れていきたいですね!

運動をするにあたり、全身の有酸素運動+筋力増強トレーニングが理想ですが、自分に合った運動を続けることが重要です。
自分の身体に合う、自分が続いけやすい運動を取り入れ、無理なく継続していくようにしましょう。

痛みがあるときに運動する際に気を付けること

痛みがあるときに運動するときは、以下のポイントに気を付けて行うようにしましょう。

食物繊維

自分に合わない運動を無理にすると、逆効果になることもあります(例:普段ジョギングを行わない人が急に始めると膝を痛めてしまう)。
どういった運動をしてよいかわからないときは、専門家にアドバイスをもらうようにしましょう。急に激しい運動を行うのではなく、徐々に身体を慣らしていくようにしましょう。

慢性痛は、持続する痛み自体が辛いものですが、痛みの治療のために通院が必要になったり、痛みによってうつ状態や不眠に陥ったり、仕事に集中できなくなったりすることでストレスが蓄積していくことがあります。
痛みは目に見えないため、周囲から理解されにくいことがあり、さらなるストレスの一因になることも考えられます。]
このような心理社会的要因も痛みの要因になることがわかってきています。

こうした問題を抱えることで、痛みはさらに悪化し、日常生活への影響も大きくなるという悪循環が生じてしまいかねません。
そうなる前に、運動を取り入れて対処していくことが需要です。

慢性痛の場合は適度に身体を動かしたほうがよいとされています。
身体を動かさないと、関節が硬くなったり、筋力が衰えたりして、ますます身体を動かしにくくなります。
無理なくできるストレッチや筋トレ、有酸素運動をとりいれ、痛みを取りつつ健康な身体を手に入れていきましょう。

有酸素運動については当HPの運動コンテンツの「有酸素運動ってなに?どんな運動があるの?」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

施術の流れ8
痛みには「急性痛」と「慢性痛」の2つがあります。
「急性痛」のほとんどは一過性の痛み、「慢性痛」は、原因が分かりにくい痛みで長期間続きます。
急性痛があるときは、まずは安静にし、慢性痛は、運動により痛みが軽減することがあります。

痛みがあるときに運動をする際に気を付けるポイントとしては、
痛いときには無理に行わない・ゆっくり、無理のない範囲で行う・水分補給を行う・痛みが強くなったなど異変を感じたらすぐに専門家に相談しましょう。

目的にあった運動を取り入れることにより、身体の機能が回復、強化されます。
痛みの軽減のためにも健康のためにも、ぜひ運動を取り入れていきましょう。

この記事をシェアする